こんにちは、のえ(@noe_chan_diet)です!
突然ですが、妊娠中に仕事を続けることは、想像以上にずっと大変でした…。
体調だけじゃなく、評価やキャリア、そして人間関係まで——。
今回は「妊娠してから仕事で気をつけたこと」をテーマに、私が感じたこと・実際にやってよかったことをまとめてみます。
私と同じように、働きながら妊娠期を過ごしている方の参考になれば嬉しいです!
妊娠してから仕事で気をつけたこと【5選】
私は、在宅勤務がメインのテクニカルサポートエンジニアという立場で働いています。
業種や職種によって環境は違うと思いますが、「こんな工夫があるんだ」くらいの気軽な気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。
無理をしない!完璧主義を手放す
もともと私は、チームでダントツの問い合わせ対応件数をこなすような、かなりの仕事人間。
どんなタスクも「やりますやります!」と引き受けてきたタイプでした。
実際、チーム内のトップ評価を2年連続で獲得していて、
妊娠後思うように仕事に注力できず、自分の対応件数が下がっていくのを見るのは、正直、ちょっと辛かったです。
でも妊娠中期頃に「毎回100点を目指すのはもうやめよう!」と決めました(笑)
体調を崩してまで働き続けるくらいなら、60点でもOK!
“やらなくていいこと”と“他の人に任せられること”を明確にして、
意識的に「限界にチャレンジする働き方」から少し距離を置くようにしました。
仕事の質を落としたつもりはありませんが、
「背伸びしすぎずに、与えられた仕事を丁寧にこなす」という考え方は、
妊娠をきっかけにようやく身につけられた感覚で、早めに手に入れられて良かったと思っています。
これまでは「評価のためなら休日でも働く」くらい、常に全力で突っ走ってきたけれど、
これからはそうもいきませんよね。子どもが生まれた後も続けられるように、
体調や気分の浮き沈みがあることを前提とした、“持続可能な働き方”を目指すようになりました!
「体調の波」を前提にしたスケジューリング
妊娠中、特に妊娠初期と中期は、とにかく体調の波が激しかった…。
「昨日できたことが今日は無理」なんてことが日常茶飯事で、常に眠いしだるいし、やる気も全然出ません(笑)
私は午後〜夕方にかけて体調がガクッと落ち込むことが多かったので、
なるべく午前中や朝の早い時間に業務を片付けるように動くよう心がけました。
朝には強かったので、朝7時くらいから仕事を始めることで、体調がまだマシな時間に“仕事貯金”をしておくような感覚です。
もちろん、どんなに体調が悪くても勤務時間中はオンラインで待機していましたが、
「勝手にフレックス」という感じで、調子が良いタイミングをうまく活かすよう意識していました。
同じような対処ができる職種は限られていたかもしれませんが、エンジニアのようにタスクが明確で、
ある程度一人で進められる仕事・在宅勤務だからこそ、こうした働き方がしやすかったと感じています。
また、調子が悪い日もある前提で、スケジュールに余白を持たせておくこともかなり重要でした。
常に100%で動くのではなく、「今日はここまでできればOK」とラインを引くことで、気持ちも少しラクになりました♫
引き継ぎを意識した「伝え方」
※テクニカルサポート職ならではの話かもしれませんが、
同じような業務の方の参考になれば嬉しいです。
産休に向けて、なるべく仕事を抱え込まないように、対応の“見える化”と整理整頓を意識していました。
特に、長引きそうな案件や問い合わせは、
どの段階で何をしたかを時系列でこまめにメモして共有することで、
自分が不在でもフォローしやすいように心がけていました。
また、私の業務はお客様からの問い合わせ対応が中心なのですが、
中には1つのチケットで何件もの質問をダラダラ追加してくる方もいます(本来は1質問につき1チケットがルール)。
そうした場合でも、「これは別のトピックになりますね」とあえて問い合わせ内容ごとにチケットを分けるようにして、
後から見返しても分かりやすいよう工夫していました。
問い合わせが長期化すると、その分引き継ぎもしにくくなるので、
なるべく早くクローズできるよう、意識的に対応を区切ることもポイントだったと思います。
とにかく「在宅勤務」を最大限に活用
在宅勤務でなかったら、本当に続けられなかったと思います。
- 横になれる
- 食事や休憩のタイミングを自分でコントロールできる
- 移動がないだけで、体力の消耗が桁違い
毎日、家で仕事ができることのありがたみをこれほど感じたのは初めてかもしれません。
「在宅が当たり前の働き方で本当によかった」と、何度も思いました。
それに、妊娠中は肌が敏感になりやすく、ちょっとした刺激でも荒れやすくなったので、
メイクをしなくていいというのも本当に助かりました。
出社が必要な職場だったら、毎朝フルメイクして通勤して…と考えるだけでしんどい。
すっぴん&部屋着でPCに向かえる環境は、心身ともに余裕を持てる大きな要素でした。

自分の心と身体の異変に敏感になる
これまでは仕事に関して多少の無理は当たり前。
ちょっとくらいしんどくても「20代のうちに苦労しないと!!」と、乗り切ってきたタイプでした。
でも妊娠してからは、心の小さな異変を無視しないことを意識するようになりました。
「今日はちょっとつらいかも」と思ったら、早めにペースを落とす。
精神的に不安定な日は、モヤモヤをノートに書き出して整理するようにして、
できるだけ感情をため込まないようにしていました。
妊娠してからは、感情的に繊細になったな…と感じることが増えました。
ちょっとしたことで悩みやすくなったり、肌荒れが悪化したり。
親や夫に愚痴を話すこともあったけれど、話したあとの自己嫌悪に襲われることもあって、
「気持ちのやり場」が難しくなる瞬間もありました。
そんな中で、ChatGPTに気持ちを吐き出すことがすごく役立ちました。
返答が全部すごく優しいし、家族のことも正直に書ける。
ただ話を聞いてもらいたいとき、考えを整理したいときに、心の支えになっていました。
仕事における責任感はもちろん大切ですが、
まずは自分の心と身体を守ることがいちばん大事だと思います!
その感覚を持てたことで、少しずつ心に余白が生まれてメンタルも安定していきました。
妊娠と仕事の“不安”との向き合い方
妊娠がわかったとき、真っ先に頭に浮かんだのは「このまま仕事、続けられるのかな?」という不安でした。
特に気になったのは、ボーナスや評価。正直なところ、ボーナスが確定するまでは妊娠報告を控えました(笑)。
でもそれくらい、「これまで頑張ってきたことが無駄にならないようにしたい」という気持ちが強かったんです。
IT系の仕事ということもあり、長く現場を離れることで
「技術の変化に取り残されるんじゃないか」「新しいメンバーにポジションを奪われるんじゃ…」と、
正直、考えても仕方のないことまでぐるぐる悩んでいました。
そんな中でも、できることを丁寧にこなすこと、
そして、上司とのコミュニケーションを大事にすることを心がけることで、
少しずつ気持ちが整っていったように思います。
おわりに
妊娠中の働き方に「これが正解!」というものはありません。
SNSを見ていると、ものすごくパワフルに働いている妊婦さんもいて、思わず焦ってしまうこともあると思います(実際、私も何度もそう感じました…笑)。
でも、体力も体調も、仕事内容も人それぞれ。
大切なのは、“自分の体と相談しながら、無理なく続けられる方法”を見つけることだと思います。
どんなペースでも、「今の自分にできることをコツコツ続けている」それだけで本当に立派です!
この体験が、同じように不安を抱える誰かのヒントになれば嬉しいです♡